昨晩はこっちょり練の後、飲んで帰った。生3杯でいい気持ちになってしまった。酒、弱くなったな。本当かどうか分からないけどそんなことを言ってみる。ありきたりだけど、どこかグルーミーでアンニュイな台詞だからっ。
今朝は酒のせいか、気持ち悪くてバイトを休んで寝ていた。夜のバイトは何とか行った。教えてる生徒の成績が上がるのはやはり嬉しいものだ。
「存在の耐えられない軽さ」を読み返した。
『ヨーロッパ人の神に関する基本的な信仰(世界は正しく創造され、存在は善であり、従って増えるのは正しいという考え)を「存在との絶対的同意」といい、それはつまり神の排便を含む「糞の絶対的否定」であり、そのような美的な理想を「キッチュ(俗悪なもの)」と呼び、、、』というような内容が面白かった。
『そしてキッチュは政治の世界において絶対化される。共産主義も、アメリカの「典型的な幸せな家庭」もキッチュであり、それは死を覆い隠し、質問を拒否する天幕である』と。
『センチメンタルな歌はまさにキッチュ、つまり嘘である。だがキッチュは嘘と見破られる瞬間に、キッチュでないもののコンテキストの中へ入り込み、その過程で人々を感動させるのだ』と。
『あらゆる妨害を越えて、兄弟愛、平等、正義、幸福へと向かう素晴らしい行進。その大行進はあらゆる左翼的人々を結びつける政治的キッチュである。ちなみに左翼の理論的な定義などない。政治的主張などはどうでもよく、左翼の人間を左翼の人間たらしめているのは、理論ではなく、どのような理論をも大行進と呼ばれるキッチュの一部分にしてしまうその人間の能力である』と。
確かに金正日体制はキッチュだな。あとホワイトバンド運動なんかも政治的キッチュなものとして連想した。
まあ、音楽に関してはキッチュでいいんじゃないかな。「グルーヴ」→「偽りの永遠」→「死を覆い隠す天幕」→「偽りが逃げ込むコンテキスト」→「予め偽りと分かっている感動」、、みたいな。なんか格好いいじゃん。
ああ、こういう文章を携帯で書くとすごい疲れる。キッチュいわ〜、、、、、 はいっ!!帰ってきたオヤジギャグっ!!THE☆キマったにゃん!!